【ダービー】皐月賞は10着まで0.5秒差の大接戦…11頭が再戦!別路線組も強力

[ 2017年5月22日 11:00 ]

大接戦となった皐月賞を制したアルアイン(左から3頭目)
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 28日、「第84回東京優駿(日本ダービー)」(G1、芝2400メートル)が東京競馬場10Rで行われる。牡馬三冠の1つ目・皐月賞(G1、4月16日)は10着まで0・5秒差の大接戦となったが、皐月賞組からは牝馬ファンディーナを除く9着以内の牡馬全8頭を含む11頭がダービーに駒を進めてきた。

 筆頭は皐月賞馬アルアイン。コンビを組むのは初の平成生まれのG1ジョッキーとなった松山弘平。中間も順調で管理する池江師の口から「オルフェーヴルはダービーの1週前に急上昇したけど、アルアインもここに来ての成長力は凄い」と三冠馬の名前が出てくるほどの成長力を見せている。

 2着のペルシアンナイトはM・デムーロ(アドミラブルに騎乗)から戸崎圭太への乗り替わりが鍵。テン乗りでダービーを制した馬はグレード制導入以降存在しない。3着ダンビュライトと4着クリンチャーは流れの激しいレースで先行して粘りこんだ持久力は卓越している。5着だったレイデオロは皐月賞が休み明けで最も上積みが見込める臨戦過程。6着スワーヴリチャード(共同通信杯)、8着ウインブライト(スプリングS)、9着カデナ(弥生賞)ら重賞勝ち馬も着順ほど負けておらず逆転候補だ。

 別路線組からは青葉賞でアドミラブル台頭。デムーロは皐月2着のペルシアンナイトではなくこの馬を選択。東京3戦3勝のダイワキャグニーも侮れない。4戦のキャリアで全て単勝1倍台に推されているサトノアーサーはダービーを標準に馬が作られてきた。池江師も「東京向き。ずっと2400メートルを念頭につくってきた」と自信を口にする。

 混迷の一戦を制し、3歳の頂点に立つのはどの馬か。

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2017年5月22日のニュース