【オークス】完勝ソウルスターリング導いたルメール「まだまだG1勝てます」

[ 2017年5月21日 15:57 ]

歓声に応えるソウルスターリング騎乗のルメール
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 「第78回優駿牝馬(オークス)」(G1、芝2400メートル)は21日、東京競馬場11Rで行われ、C・ルメール騎手騎乗の1番人気・ソウルスターリング(牝3=藤沢和厩舎、父フランケル、母スタセリタ)が人気に応えて勝利した。これでG1・2勝目。1馬身3/4差の2着には6番人気・モズカッチャンが入り、さらに2馬身1/2差の3着は追いこんだ2番人気のアドマイヤミヤビだった。勝ちタイムは2分24秒1。

 スタートを決めたソウルスターリングは2番手集団からの競馬。騎乗したルメールは「内枠だったから良いポジションをとりにいった」としてやったり。「すぐにリラックスした」と心配された折り合いも完璧だった。

 直線手前で先頭に並びかけ「直線で長く脚を使ってくれた。すごかった」とパートナーを絶賛。内からモズカッチャンが抵抗したが相手にしない完勝劇だった。

 桜花賞では馬場に苦しみ3着に敗れたが「それも競馬。(今回は)自信があった」と切り替えて臨んだ一戦で「今までで一番強かった」パフォーマンスを引き出した。

 秋にも期待が膨らみ「まだまだG1勝てます」と笑顔。自身も14日のヴィクトリアマイルに続き2週連続G1制覇となった。28日のダービーで3週連続G1勝利が懸かるが「チャンスあります。でも今はこの勝利を堪能したい」と1番人気での勝利に安どの表情を浮かべた。

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2017年5月21日のニュース