【オークス】ソウルスターリングの巻き返し必至!桜花賞で単勝1倍台の馬の次走は…

[ 2017年5月16日 11:00 ]

桜花賞3着から巻き返しを期すソウルスターリング
Photo By スポニチ

 3歳牝馬の頂点を決める「第78回優駿牝馬(オークス)」(G1、芝2400メートル)が21日、東京競馬場で行われる。桜花賞で単勝1・4倍と人気を背負いながら3着に敗れたソウルスターリングの巻き返しに注目が集まる。

 近4年の桜花賞はすべて1番人気馬の単勝オッズが1倍台と人気が集中したが、14年ハープスター(1着)、15年ルージュバック(9着)、16年メジャーエンブレム(4着)、そして17年ソウルスターリング(3着)と勝ったのはハープスターのみ。

 しかし、その後の次走に目を向けるとルージュバックはオークスで2着、メジャーエンブレムはNHKマイルC(G1)で1着としっかり巻き返した。桜花賞を勝ったハープスターもオークス2着ときっちり好走した。

 09年の桜花賞はブエナビスタが単勝1・2倍の圧倒的人気に応えて勝利。次走のオークスも制して牝馬2冠を達成した。07年はウオッカが単勝1・4倍ながらダイワスカーレットに敗れ2着。それでも次走に日本ダービー(G1)を選択し、64年ぶりとなる牝馬によるダービー制覇を成し遂げた。

 過去10年の桜花賞で単勝1倍台に推された5頭の次走はすべてG1で勝率60%、連対率100%と完璧な成績。桜花賞では馬場に苦しんだソウルスターリングだが、藤沢師が「前走のダメージもなく、ここまで順調に来ている」と語るように体調は万全。巻き返しは必至だ。

続きを表示

2017年5月16日のニュース