【ＮＨＫマイルＣ】１３番人気リエノ２着　上がり最速３Ｆ３４秒０

＜東京１１Ｒ・ＮＨＫマイルＣ＞リエノテソーロ騎乗の吉田隼は２着で悔しがる
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　２着に飛び込んだのも牝馬のリエノテソーロ。１３番人気と低評価ながら、中団追走から上がり最速の３Ｆ３４秒０をマーク。外から勝ち馬を追い詰めた。ゴール前で脚が上がったが、３着以下は突き放して、出走馬中唯一の“Ｇ１馬”（全日本２歳優駿）の意地を見せた。何度もレースＶＴＲを見直して報道陣の前に現れた吉田隼は開口一番「残念」と悔しい表情。「いい位置にはまって、道中もリズム良く運べた。勝ち馬に並びかけたところで、相手にもうひと伸びされてしまい、そこで精いっぱい。最後はフラフラしてしまった」と無念そうに振り返った。

　武井師は「最後は心配していた距離の分かな。悔しいですね」としながらも「選択肢は広がった」と前向き。「競馬場に早め（木曜）に入ったことで、普段はパドックでまともに歩けない馬が落ち着いていた。ジョッキーは芝でこれだけ走ってもダート向きと言っているし、賞金が加算できたのも大きい。オーナーとも相談して、いろんな可能性を探っていきたい」とした。今後も芝砂二刀流でファンを沸かせてくれそうだ。