【NHKマイルC】ミスターX 最終追い圧巻アンシェルで勝負!

[ 2017年5月7日 05:30 ]

 東京11R・NHKマイルCはレッドアンシェルだ。前走・アーリントンCは皐月賞で2着だったペルシアンナイトの2着に好走。3馬身離されはしたが、今回再戦するディバインコード、ジョーストリクトリにはきっちり先着した。新馬戦→もみじSを快勝し、崩れたのは出遅れた朝日杯FS(8着)だけ。秘める能力は高い。

 最終追いが凄かった。CWコースで4F51秒8〜1F11秒7と圧巻の伸び。2月末のアーリントンCから入念に乗り込まれ、万全の態勢が整ったことをアピールした。庄野師も「重心が低く伸びやかなフォーム。ここまでは順調に来ている。馬体に丸みが出て、筋肉が付いた」と絶賛。鞍上はデビュー2連勝をアシストした福永に戻る。福永とのコンビでは出遅れたことがなく、変わり身に期待できそう。課題は上がりやすいテンション。初の長距離輸送をクリアし、パドックでも落ち着いていれば厚く買える。馬単(15)から(4)(6)(8)(12)(16)(18)へ。

 新潟11R・新潟大賞典はメートルダールを指名する。16年京成杯と共同通信杯で3着(皐月賞馬ディーマジェスティに0秒3差)と早くから頭角を現した。その後は勝ち星こそ遠かったが、安定した走りは続けていた。前走でついに準オープンをクリアし、素質馬が復活の予感だ。

 新潟は初挑戦でも東京2000メートルで2勝を挙げているなら、コース形態が合わないことはないだろう。前走・アメジストS後はここを目標に乗り込まれて状態は良好。惜敗続きでクラシック参戦がかなわなかった逸材が、反撃の4歳を迎える。馬単(11)から(1)(2)(4)(7)(13)へ。

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2017年5月7日のニュース