13番人気2着の砂女王・リエノテソーロ「勝たなきゃ意味がない」

[ 2017年5月7日 16:34 ]

<NHKマイルC>アエロリット(16)が父子制覇で3歳マイル王。2着はリエノテソーロ(14)
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 「第22回NHKマイルカップ」(G1、芝1600メートル)は7日、東京競馬場11Rで行われ、横山典弘騎手騎乗の2番人気・アエロリット(牝3=菊沢厩舎、父クロフネ、母アステリックス)が勝ち、G1初制覇となった。牝馬の勝利は昨年のメジャーエンブレムに続き2年連続で5回目。1馬身1/2差の2着にこれも牝馬の13番人気・リエノテソーロ、さらに2馬身1/2差の3着に6番人気・ボンセルヴィーソが入った。

 2歳ダートチャンピオンのリエノテソーロは3歳芝マイル王まであと一歩だった。大外から豪快に追い込んだが、1馬身1/2差の2着まで。05年ラインクラフト・デアリングハート以来の牝馬ワンツーで見せ場は作ったが、鞍上の吉田隼人は「勝たなきゃ意味がない」と悔しさを表に出した。

 それでも展望は明るい。ダートでは未だ負けなし。芝でも4コーナーから豪快にまくった前走アネモネSが4着、このレース2着と底を見せていない。芝ダート兼用の牝馬リエノテソーロの今後の動向に注目が集まる。

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2017年5月7日のニュース