【天皇賞・春】上積みアクター豪快!手綱押さえたまま12秒6

[ 2017年4月27日 05:30 ]

<天皇賞・春>単走で追い切るゴールドアクター
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 日経賞5着から挑むゴールドアクターはWコースで単走。篠島助手が手綱を押さえたまま、5F67秒2〜1F12秒6(馬なり)で豪快に力強く流した。これだけの時計を余裕で叩き出すのだから、休み明けを叩いた効果は明らかだ。

 中川師は「前2週は横山典騎手を乗せてしっかりやり、ジョッキーも“できている”ということで、今日は馬なり。前走後に体が締まって、皮膚が薄くなったことを考えると、前走はベースの部分で乗り込みが足りなかったかも」と上積みを感じ取っている。

 2年前にはキタサンブラックなどを撃破して有馬記念を制覇。前走敗戦で評価は急落!?だが、V資格はある。鞍上に天皇賞・春3勝の横山典を迎えて心機一転。指揮官は「新しい味を引き出してくれたら。乗り方?それは当日、横山典ジョッキーがどう乗るかでしょう」と全権委任した。ゴールデンウイークの渋滞を考慮して木曜深夜輸送で挑んだ昨春の天皇賞(12着)は当日のイレ込みに加え、17番枠も響いた。金曜が祝日だった昨年と違い、今年は1日遅く平日の金曜出発。同師は「今年の日程なら輸送の配慮は要らない。できれば内枠。最近は成績が伴っていないけど、力は出せる出来なので」とグランプリホースの底力に託した。

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2017年4月27日のニュース