【三国・北陸艇王決戦】自画自賛の勝利!坪井が10回目のG1V

[ 2017年4月24日 05:30 ]

<三国・北陸艇王決戦>インから逃げて通算10回目のG1Vを飾った坪井
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 ボートレース三国の開設64周年記念G1「北陸艇王決戦」優勝戦が23日、第12Rで行われ、1枠の坪井康晴(39=静岡)がインから逃げて快勝。今年初優勝が通算10回目のG1Vとなった。2周1Mで池田と石田が競る形になり、茅原が展開を突いて2着へと浮上した。

 準優日、そして最終日とホームに強烈な追い風が吹いた三国。そして坪井にもVへの追い風が突然吹いた。予選は3位通過だったが、2位の石田が2着で乗り、1位の松井は1着でゴールしながら待機行動違反で賞典除外に。本人も「びっくり」という優勝戦1号艇の座が巡ってきた。こんな絶好のVチャンスを逃す坪井ではない。強い気持ちで挑んだ優勝戦。「1マーク、100点満点のレースができた」と自画自賛した。

 「スタートはもっと行くつもりだったが、外が来なかったので様子を見て行った。足に自信があったので心配はなかった。追い風がきつかったので1Mは外の動きを見ながら。慎重に回ったがいいターンができた」

 今年初めの浜名湖周年優勝戦では1号艇で勝ち切れなかった。「素直にうれしいね」。浜名湖のリベンジに成功し、さらに「G1の優勝が10回目。2桁に乗ったことは、もっとうれしい」と続けた。

 来年は地元浜名湖でSGクラシックが行われる。この優勝で権利を獲得した。「そこは目標にしていた。これで落ち着いてレースできる」。賞金ランクも10位まで上昇。流れに乗った坪井のさらなる飛躍がありそうだ。

 ◆次走 優勝した坪井康晴の次走は28日からの浜名湖一般戦。菊地孝平、笠原亮、長嶋万記らと優勝を争う。池田浩二は5月2日からのとこなめ一般戦。西山昇一、熊谷直樹、河村了らが参戦。石田政吾は5月3日からの三国一般戦。中島孝平、馬場貴也、松田祐季らが出場。峰竜太は25日からのからつ一般戦。深川真二、森永淳、山田康二らが相手。茅原悠紀は5月2日からの児島一般戦。川崎智幸、平尾崇典、吉田拡郎らが参戦。魚谷智之は5月2日からの尼崎一般戦。今垣光太郎、吉川元浩、吉田俊彦らとVを争う。

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2017年4月24日のニュース