【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】２２日京都１２Ｒ　最適舞台＆鞍上でレッドヴェルサスの巻き返し期待

　先週の皐月賞は完敗だった。◎スワーヴリチャードは中山適性を疑問視せざるを得ない負け方。○ファンディーナは過去３戦との流れの違いに対応しきれず、▲レイデオロは休み明けで微妙に緩さの残る体つきだった。それとは別に、気になったのが時計の速さ。ローラーで固めたわけではないのに前週とは一変した高速馬場。吹き荒れた強風が想像以上に路盤の水分を奪ったようだ。風の影響を受けやすいことで有名なのは中京だが、今後は他場でも予想の段階から風速予報をケアする必要性を感じた。

　Ｇ１の谷間となる今週、土曜の勝負どころは京都１２Ｒ。◎レッドヴェルサスは阪神ダート１４００メートルの前走で１番人気６着。この敗戦で人気が少しでも落ちるなら“お買い得”とみた。その前走を含めて阪神ダートは【０２０３】に対し、今回の舞台となる京都ダートは【２０３１】。信頼性の高さに大きな差がある。現級で走ったのは２走前の３着だけだが、当時は３カ月の休み明けで勝ち馬と０秒１差。超ハイペースで人気薄２頭の追い込みに屈したものの、クラス脱出のメドは十分に立てる走りだった。その２走前と５００万Ｖ時に騎乗していた川田に鞍上が戻る今回、強気にアタマで狙ってみたい。