【マイラーズC】スピネル ラスト2F豪快併入「精神面が成長」

[ 2017年4月20日 05:30 ]

<マイラーズC>メイショウカワアユと併せて追い切るエアスピネル(手前)
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 「第48回マイラーズC」の追い切りは、スポニチ賞京都金杯の覇者エアスピネルが坂路で力強いフットワークを披露した。メイショウワカアユ(5歳500万)との併せ馬はラップを刻むごとにペースアップ。促されてラスト2Fは12秒4〜12秒3。スピードを乗せ、併入でフィニッシュ。パワーを要す馬場状態で4F52秒2なら優秀。笹田師も仕上がりの良さに加え、精神面の成長を口にする。

 「馬場を考えれば、動きはいいと思う。元々体はある程度出来上がっていたけど、気持ちの面で幼い部分があった。落ち着きが徐々に出てきている。その辺がレースに行って、いい方に出ればいいね」

 今年の4歳は最強世代と謳(うた)われる。昨年の3冠レースは皆勤賞。4、4、3着と大崩れなく、地力の高さをうかがわせた。そのクラシックはちょっぴり脇役の感もあったが、今は違う。ここで凱歌を上げて力強くG1へと向かう。

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2017年4月20日のニュース