【皐月賞1週前追い】ファンディーナ牝馬戴冠へ!豪快2馬身先着

[ 2017年4月6日 05:30 ]

ファンディーナ(左)は坂路で、ウッドチップを高く蹴り上げ併せ馬(ナッシングエルス)に先着する
Photo By 提供写真

 「第77回皐月賞」(16日、中山)の1週前追いが5日に美浦、栗東トレセンで行われた。

 無傷の3連勝でフラワーCを制した牝馬ファンディーナ(高野)は、ダイナミックな動きで好調をアピール。坂路でナッシングエルス(3歳未勝利)を追い掛け、残り200メートルで馬体を併せるとラスト1F12秒4の瞬発力で2馬身先着。高野師は「引っ掛かることが無縁の馬だけど、相手を先行させる形で確認した。1Fだけ強めの指示で、その通りいい動き。順調ですね」と感触を口にした。

 前走のフラワーCは牝馬同士とはいえ、重賞初挑戦で5馬身差の大楽勝。指揮官も「能力を確認できた。中山コースや(長距離)輸送もクリアしたが、次も大丈夫とは言い切れない。手を打っていきたい」と、気を引き締める。牝馬が皐月賞Vなら48年ヒデヒカリ以来、69年ぶりの快挙となるが「記録は意識していない。オーナーサイドからお願いされたミッションを遂行するだけ」と力を込めた。

続きを表示

2017年4月6日のニュース