【万哲の乱 特別編】2日中山11R 先行劇化でアルマエルナトが直線一気

[ 2017年4月2日 08:00 ]

 土曜は大阪杯に出走する関東馬5頭の到着取材で阪神競馬場へ。午前4時頃に美浦トレセンを出発した馬たちが、午後1時すぎに続々と到着した。春休み中ということもあって、多少道路の渋滞はあったようだが、極端な遅れはなく、午後2時前までに全て到着。◎に推したマルターズアポジーはメリハリの利いた好馬体。馬運車から降りて馬房に堂々と歩く姿が印象的だった。思わず「頑張れ!!」と声をかけたくなったが、他の関係者もいるのでそこは自重。サクラアンプルールの石川厩務員は「まさかG1に出走できるまで成長するとは思ってなかった」としみじみ。やっぱり、G1はいいものです…。

 中山11R・船橋市市政施行80周年記念は(1)アルマエルナト。前走・アクアマリンS(6着)はメンバー最速3F33秒8で鋭い伸び。典型的な追い込み馬で展開には左右されるが、破壊力は衰えていない。中山は今週からBコースに変更となったが、土曜の競馬を見る限りは中〜外を通る差し馬がよく伸びる。加えて、今回は「展開」の恩恵も見込めそうだ。イオラニ、マレボプール、シゲルノコギリザメなど逃げ&先行馬が多く、絶好の差し展開。直線一気が決まりそうだ。

 ≪もうひと押し≫中山10R・伏竜Sは(4)サンライズノヴァ。音無師は「若葉S(6着)はうまく運んでいたが、伸びなかった。ダートなんでしょう」と再び砂路線へ。3月29日の最終追いは栗東坂路でラスト1F11秒7と極上の伸び。出来自体はさらにアップ。

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2017年4月2日のニュース