新規騎手試験合格の南関トリオ 闘志を燃やす赤津&藤田&桜井

[ 2017年3月31日 05:30 ]

(左から)赤津和希、藤田凌、桜井光輔(NAR提供)
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 【地方競馬です!!】第95期騎手候補生の修了式が29日に栃木・那須塩原の地方競馬教養センターで行われた。先週の西日本地区3人に続き、今回は南関トリオを紹介する。

 赤津和希(17=浦和・酒井)は千葉県出身。音楽鑑賞、買い物、ファッション、料理、ボクシングなど趣味・特技は多彩だ。さらに「人と話すのが得意」と元気で明るい。芦毛、特にオグリキャップが大好きで勝負服も赤、青、黄色の同色でアレンジ。「アイドルジョッキーになれるようにと(笑い)。結果を残して新人賞を狙います」と語った。

 藤田凌(17=大井・荒山)は苫小牧市出身。父がノーザンF空港牧場で調教の仕事をしており、ノーザンホースパークで乗馬経験を積んだ。「厳しい競馬社会の一員として、たくさんレースをもらうことがまずは目標です」と表情を引き締めた。

 川崎市出身の桜井光輔(17=川崎・八木喜)は2人の名手を強く意識。親族が“鉄人”佐々木竹見元騎手と知り合い。ビデオで見た騎乗フォームに憧れた。佐々木氏と接し、その人柄に尊敬の念を抱いている。勝負服は桃一色。ピンクといえば3500勝ジョッキーの内田利雄だが「若さをアピールし、ミスターピンクに勝ちたい。粘り強さは誰にも負けません」。今年も桜の季節がやってきた。(池田 裕文)

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2017年3月31日のニュース