【細原・騎手で獲る 特別編】26日中京11R 先行力抜群セイウンコウセイが好枠から押し切る

[ 2017年3月26日 08:00 ]

 今年の高松宮記念(中京11R)は近年まれに見る混戦ムード。「うちの馬でも勝てるんじゃない!?」と、関係者が口にするほど抜けた馬がいない。こういう年こそ展開で買える。◎は先行力抜群で内寄り(6)番と絶好枠を引き当てたセイウンコウセイで勝負する。

 勝ち上がるまでに7戦を要したが、その後は持ち前のスピードで7戦4勝2着2回の快進撃。大敗したのは休養明けの白秋S(13着)だけだ。最大の武器は直線を向いてもう一段ギアがあること。近3年は全て「4角4番手以内」の先行馬が制しているように、粘り強い走りは最大の買い材料だ。

 初コンビの幸も手が合うイメージ。大跳びで力強く“追って味のある”タイプだけに、体全身を使って豪快に追い込む鞍上のスタイルは頼もしい。幸は1週前に美浦に駆けつけ特徴は把握済み。前々から内ラチ沿いを粘り込む“優しい武闘派”の手綱さばきに期待する。馬券は馬単と馬連。相手はレッツゴードンキ、ラインスピリット、クリスマスを厚めに。レッドファルクス、メラグラーナ、ワンスインナムーンを押さえる。

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2017年3月26日のニュース