新規騎手試験合格の西日本トリオ・永井&長谷部&渡辺が気合十分

[ 2017年3月24日 05:30 ]

(左から)渡辺竜也、長谷部駿弥、永井孝典(NAR提供)
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 【地方競馬です!!】新規騎手試験に合格した第95期候補生6人。西日本地区のルーキー3人を紹介する。永井孝典(18=兵庫・田村)は愛知県出身。養成所に入った当初は「日々の訓練がつらく、同期から遅れていた」と振り返る。昨年の競馬場実習では大きなケガ(骨折)もあった。しかし、負けず嫌いで馬の気持ちを考えられる性格。粘り強くやってきた。教官の評価は「寡黙な頑張り屋」。永井は元気いっぱいに「まずは減量が取れる20勝が目標」と語った。

 長谷部駿弥(17=兵庫・小牧)は大阪市出身。修了面接での非常にはきはきとした発言と明るい表情が印象に残った。じっくり話を聞くと「中学の頃までは内気でおとなしかった。これではいけないと自分で意識して性格を変えた」。なかなかできることではない。「日々の努力と営業を忘れずに20勝を目指します」と続けた。

 渡辺竜也(17=笠松・笹野)は船橋市出身。中2の夏から毎週土、日曜に茨城県で乗馬を習い、養成所へ。騎手服は珍しいV字柄だ。「木之前さんのハート柄など東海は変わった柄が多い。海外競馬を見て思いつきました」と渡辺。「誰よりも多く乗って技術の上達に励みます」と意欲を口にした。候補生たちは29日の修了式を経て、各所属地へプロの勝負師として旅立つ。(池田 裕文)

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2017年3月24日のニュース