【フラワーC】ミスターX 同世代の頂点狙えるファンディーナ

[ 2017年3月20日 05:30 ]

 月曜中山11R・フラワーCのファンディーナは鉄板級。とにかくデビュー2戦が規格外だ。逃げた新馬戦は直線で早々と流すような走りに切り替えて、9馬身差圧勝。次戦のつばき賞も派手さこそないが、初戦以上に驚かされる内容だ。前半5F64秒1の超スローをつくった逃げ馬が、直線入り口で独走の必勝態勢に持ち込んだレース。差し馬は万事休すと思われた瞬間、メンバー最速の上がり3F33秒0(次点は34秒2)の脚で差し切った。器の大きさを見せつけるには十分すぎるパフォーマンスだった。

 中間も順調そのもので、坂路での1週前追いは4F50秒9の自己ベスト。高野師は「体ができているのは確認できた」と順調ぶりに目を細める。群雄割拠の3歳牝馬路線で頂点を狙える才能。まさか、ここではつまずかない。馬単(12)から(1)(4)(5)(10)へ。

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2017年3月20日のニュース