【細原・騎手で獲る　特別編】１９日阪神１２Ｒ　鉄砲利くタマモユウトウセイが押し切る

　土曜阪神メインの皐月賞トライアル・若葉ＳはアダムバローズがＶ。逃げたタガノアシュラが前半５Ｆ５９秒１のハイラップを刻む中、２番手から自ら前を捕らえに行って押し切り。２着に追い上げたエクレアスパークルとは鼻差だったが、着差以上に強い内容だった。レース後の池添は「内側の馬場が荒れている中で、あの競馬をできたのは大きい」と大舞台に向けて手応えをにじませていた。好位で運べる先行力は中山では大きな武器。本番が楽しみだ。

　鞍上の勢いに乗って、日曜阪神１２Ｒは池添騎乗のタマモユウトウセイで勝負したい。外傷で休養明けの一戦だが、坂路とコースを併用してビシッと乗り込まれ好仕上がり。クラス２戦目の前走は激流（前半５Ｆ５７秒４）で前崩れの展開の中、３番手から３着に粘った走りは高く評価できる。鉄砲は利くタイプで初戦から全開だ。馬券は馬連で相手はソーディヴァイン、アバンサル、エイシンビジョン、レッドヴェルサスを厚めに。メイショウタラチネ、ハラペーニョペパーを押さえる。