公営競技最年長 オートの谷口引退、75歳99日「悔いなしです」

[ 2017年3月7日 18:21 ]

谷口武彦
Photo By 共同

 公営競技の現役最年長選手、オートレースの谷口武彦が7日、所属する浜松市の浜松オートレース場で行われた第4レース(8着)を最後に引退した。75歳99日での出走だった。

 同選手は1966年にデビューし、50年以上にわたって走り続けた。ビッグタイトルには手が届かなかったが、一昨年9月には地元で1着となり、自らの持つ公営競技最年長勝利記録を73歳280日に更新していた。

 レースを終えた谷口は「最後のレースは、年のせいか体力的にかなり厳しかったが『無事これ名馬』で何とか走り切ることができた。オートレース人生、悔いなしです。去年6月にレース中のけがで初めて骨折して、復帰するまでの半年間はとてもきつかった」と話した。

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2017年3月7日のニュース