【細原・騎手で獲る 特別編】25日小倉8R 激流で流れ向くコスモラパンが差し切る

[ 2017年2月25日 08:00 ]

 先週日曜は小倉出張で大賞典の取材。前半5F57秒6のハイラップを刻んで逃げきったマルターズアポジーの強さには度肝を抜かれた。同じレースに騎乗していたジョッキーは「3、4コーナーは内側がボコボコ。この馬場で勝ち馬にあの競馬をされては…」と、内ラチ沿いを通り完封した相手を素直に称えていた。現場で生観戦していても前残りという印象は薄く、直線内から2〜3頭目を通った馬は切れ味が鈍っていた。小倉は開催3週目。見た目は良好でも徐々に“外差し馬場”へ。先行激化のレースでは人気薄の差し馬が高配を演出しそうだ。

 勝負は小倉8Rコスモラパン◎。休養明けの前走は出遅れが幸い、後方から鋭く2着と脚質に幅を見せた。小脚を使えるタイプだけに小回り舞台は好相性。ここ人気の先行馬が揃い、おあつらえ向きの流れ。前走のようにタメる競馬なら勝ち負け必至だ。馬券は単勝と馬連。相手は手広くレッドカーラ、エクスシア、コウユーココロザシ、ナムラエルサ、サチノクイーン、ユキノカトレアへ流す。

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2017年2月25日のニュース