【アーリントンC】“道悪の鬼”キョウヘイは「良馬場でもやれる」

[ 2017年2月23日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=22日】重賞を勝って堂々と駒を進める立場なのに、なぜか“試金石”という言葉が先立つ。土曜阪神メインのアーリントンCに出走するキョウヘイは前走シンザン記念V。ハイペースの後方待機で流れが向いたし、道悪が味方したという側面もあったからか。宮本師もそれを承知で「今回は重量が1キロ増えるし、相手もまた強くなる。雨が降らない馬場で、この相手とやってどうか。ここで走れば、先が楽しみ」と話した。

 最終追いは高倉騎乗で坂路単走。4F52秒0〜1F12秒9の時計を出した。「ジョッキーは“やり過ぎかな”と言っていたけど、楽な感じでソコソコの時計が出た。前走後は3週間短期放牧に出した。ずっと順調に来てる。良馬場でもやれると思っています」と好ムードをにじませた。マイルに矛先を向けてから2→1着。しかも2走とも胸をすくような追い込み。前走も人気の池江厩舎2頭(ペルシアンナイト、アルアイン)を倒してV。今回も再現あり…小林は思いを巡らせた。

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2017年2月23日のニュース