【阪急杯】タイホー 牝馬不在は“吉兆”高配当演出も

[ 2017年2月22日 05:30 ]

阪急杯に出走予定のテイエムタイホー
Photo By スポニチ

 【栗東ドキュメント=21日】07年以来、10年ぶりに牡馬のみのメンバー構成となった阪急杯。登録馬に牝馬がいないことを確認した鈴木孝師は「よしっ!」とガッツポーズ。「元々ゲートの中はうるさいタイプだけど、牝馬がいなければマシなんです。最近はスタートが良くないけど、ちゃんとゲートを出てくれれば…。もう少し走れるはずですよ」。取り囲んだ報道陣に“その理由”をうれしそうに説明した。

 そこで岡崎は昨秋の“ある光景”を思い出した。3走前のマイルCSの枠順発表。18頭中2頭しかいない牝馬が、テイエムタイホーの両隣の枠に入る不運。指揮官は「最悪の枠です」と肩を落とし、レースも見せ場なしの13着に終わった。ただ、今回はそんな不安が早々と解消されており、おのずと期待が高まる。「冬が得意な馬。結果は出ていないけど、調子はずっといいんです。開幕週の馬場は合いますし、自分のリズムで運びたいですね」

 近走は前に行けていないが、元々は先行粘り込みが得意パターン。パンパン馬場を味方に、高配当を提供するシーンがあっても驚けない。

続きを表示

2017年2月22日のニュース