【徳山・中国地区選手権】茅原が圧逃V!山口勢の包囲網何のその

[ 2017年2月15日 05:30 ]

優勝した茅原は表彰式で波田陽区のポーズをまねる
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 G1「中国地区選手権競走」優勝戦が14日、ボートレース徳山第12Rで行われ、1号艇の茅原悠紀(29=岡山)がインから逃げ切った。

 山口勢4人の圧力も何のその。1M手前で伸び返した茅原が危なげなく押し切った。昨年5月の初下ろしから乗り手を問わずパワーを見せてきた22号機と茅原が組めば鬼に金棒。初日から全開の走りを披露した。伸び、出足ともトップ級。冷静なレース運びも光った。

 優勝インタビューでは「ちょっと緊張した。スタートは結構行った」と茅原。コンマ17と聞き、「えっ!?そんなものですか?風ですかねえ」と苦笑い。このあたりが茅原らしくていい。山口勢4人のプレッシャーも半端でなかったと言い、「そこで勝ってこそ。頑張りました」と力を込めた。14年グランプリ制覇の衝撃から少々時間も経過した。17年を茅原の年とすべく、若武者が突き進む。

 ◆次走 優勝した茅原悠紀の次走は18日からの蒲郡一般戦。寺田千恵、上平真二、山崎裕司らと優勝を争う。白井英治は23日からの戸田一般戦。野添貴裕、須藤博倫、麻生慎介らが相手。柳生泰二は18日からの戸田一般戦で吉田拡郎、森定晃史、山口剛らが参戦。今村豊は3月19日からのびわこ一般戦。大場敏、西村拓也、大池佑来らが相手。寺田祥は24日からの浜名湖一般戦で平石和男、白石健、後藤翔之らが出場。正木聖賢は18日からの住之江一般戦。田中信一郎、辻栄蔵、守屋美穂らとV争い。

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2017年2月15日のニュース