育つ下地ある新人・富田!受け持つ木原師「男前だしとにかくいい子」

[ 2017年2月10日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=9日】その笑顔には親心が詰まっていた。この日、17年度新規騎手免許試験合格者が発表された。富田暁は木原厩舎に所属。小林は受け持つ立場となる木原師に心持ちを聞いた。

 「私一人で受け持つのは初めて。学校の教官の勧めもあって、来ることになりました。人を育てるのは大変だと思うけど、とにかくいい子なんですよ。男前だしね」

 育つ下地がある。厩舎には元ジョッキーの武英智調教助手がいる。その経験を基に、いろいろとアドバイスを受けることができる。「付きっきりで、乗る技術とかを教えているみたい。環境としてはいいと思うんですよ。あとは本人次第。実戦にいって、腕を磨いていってほしい」

 オールドルーキーの小林は昨年4月に競馬配属、その当時を思い出していた。これから厳しい試練も多く待ち受けているだろう。木原師は「みんなに好かれる騎手になってほしい。いい子なんで、ぜひ応援してやってください」と最後も笑顔で締めてくれた。

続きを表示

2017年2月10日のニュース