【共同通信杯】ガニ股は大物の証拠?名馬思い起こさせるチャロネグロ

[ 2017年2月8日 05:30 ]

 【美浦ドキュメント=7日】独特の歩様で坂路に向かうチャロネグロ(共同通信杯)。大和田師がその脚取りを見つめながら問わず語りに話し始めた。「この歩様、同じハーツクライ産駒のジャスタウェイによく似てますよね。血統なのかな」。日本馬初の世界ランク1位に輝いた名馬を思い起こさせる、前肢が開き気味の歩様…ガニ股歩きだ。「緩さも若い頃のジャスタウェイに似ているみたいです。本物になるのは秋以降でしょうけど、相当な素質の持ち主。いずれG1レベルまで伸びてくれれば」と長老記者・梅崎に笑顔を向けた。

 デビュー2戦目で初勝利を挙げたばかりとはいえ、そのレースぶりは非凡。馬体が緩いため直線で何度も手前(軸足)を替えて内にモタれながら差し切った。「ハミもまともに取らないまま何で勝つの?って感じ。レース後はすぐに息が入って、カイバを食べていたし、今まで手掛けたことのないタイプです」(同師)。ハーツクライもガニ股歩きで知られていた。父子相伝の歩様は大物の相?

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2017年2月8日のニュース