【梅ちゃん先生 特別編】28日東京11R ピンポンは芝でも弾む

[ 2017年1月28日 08:00 ]

 スポニチ本紙コラムでは穴の切り札レッドジョーカー(東京8R)をイチ押ししたが、東京メインはピンポンで本塁打を狙ってみる。「大振りして、ピンポン球みてえにスタンドまで飛んでいくのか?空振り三振が落ちだぜ」。平井の酒場「ゆがふ」。常連客の金城は競馬新聞を広げながら鼻で笑うが、ピンポン玉の中に隠れているのは知られざる芝適性。前走の万葉S(3000メートル)では距離の壁に阻まれて失速したが、道中見せた芝向きの軽いフットワークを見逃してはならない。昨年、ダートの重賞、オープンで掲示板(5着以内)に載る好走を続けながら再び芝に向かうのも、陣営が適性を感じているからだ。2000メートル戦なら一変可能。「ピンポン球が芝の上でも弾むのか?」と金城。ピンポン!正解!!信頼できる軸馬不在のオープン特別に波乱を呼ぶ隠れ芝巧者。本日の隠し球だ。

 ≪東京9R ニットウビクトリーの反転攻勢≫ここも仕上がり絶好のニットウビクトリーで大穴狙い。「今週も一発狙ってますよ」。追い切りを終えた高橋文師の声が弾んでいる。同師が熱弁をふるったニットウスバルが先週22日の京都メイン(山科S)を突き抜けたばかり。ビクトリーは前走で16着に大敗したが、敗因は中1週のローテ。「レースを詰めて使うと、スイッチが入らない。休養明けの今回は最近では一番の気配です」。2匹目のドジョウ、いや、勝利(ビクトリー)を狙う。

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2017年1月28日のニュース