【万哲の乱 特別編】28日東京12R ナイアガラモンローが開幕馬場で粘る

[ 2017年1月28日 08:00 ]

 「競走馬のふるさと案内所」のホームページで2013年ダービーで◎を打ったアポロソニック(3着奮闘!!)が今月10日、北海道新冠町の白馬牧場に移ったことを知った。昨春引退して種牡馬生活2年目。キズナ、エピファネイアを従えて、残り1Fまで先頭で粘りに粘ったシーンは今も夢に出てくる。現役時代に管理した堀井師は「初勝利を飾った時の蛯名騎手は“ダートの短距離も大丈夫”と言っていた馬。どんな子供が出るんでしょう」と二世の誕生を待ち望んでいた。父は08年の米2冠馬のビッグブラウン。昨年の競走馬登録抹消が種付けシーズン後半の5月で、広告宣伝などをしなかったにもかかわらず、昨年だけで5頭に交配を済ませたという。

 東京開幕の土曜は12Rの(4)ナイアガラモンローが妙味。堀井師が「既に500万は勝っている馬。中山は見送って、開幕週の東京に備えた」と色気を見せていた。前回の白星は昨年4月の500万下で同じ東京芝1600メートル戦。Dコース使用で昨秋開催の傷みが軽減される分、内寄りを通る先行型のモンローに絶好。「あえて不安を挙げれば、季節がどうかだけ」と指揮官。確かに春〜夏に良績は集中しているが、本日の府中市の予想最高気温は12度と寒さも多少和らぐ。先輩ソニックも走った東京のラチ沿いを粘りに粘れば、懐がホットになるのは確実。

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2017年1月28日のニュース