【モーターボート誕生祭】青木、堂々のG2初∨「涙がこぼれた」

[ 2017年1月23日 05:30 ]

誕生祭を制して優勝カップを抱く青木玄太
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 堂々のG2初Vだ。モーターボート誕生祭優勝戦が22日、大村12Rで行われ、1号艇の青木玄太(29=滋賀)がコンマ05のスタートを決めて逃げ切り勝ち。来春の浜名湖クラシックの出場権もゲットした。

 安定板装着、2周レース、G21号艇の重圧も何のその。インからコンマ05の弾丸ショットを決めた青木はそのまま先マイ。誰も寄せ付けない完璧な逃げを披露した。ウイニングランが終わり、ピットへ引き揚げると勝利を祝福するかのようにチラチラと雪が舞った。「プレッシャーや緊張はなかったが発走してから何も覚えてない。夢中だった。水面が悪かったのでゴールまで必死だった」

 昨年8月びわこ以来、通算8回目の優勝。G2は初制覇だ。「普段の優勝とは全然違う。少し涙がこぼれた」。今期は4期ぶりにA2降格。「去年がダメだったので、ペラの方向性を変えてみた。それが凄くいい結果になった」。自分を見つめ直して獲得した栄冠。一皮むけた青木がA1へと返り咲くのも時間の問題だろう。

 ◆次走 優勝した青木玄太の次走は27日からのとこなめ一般戦。打越晶、角谷健吾、下條雄太郎らとVを争う。新田雄史、市川哲也、浜野谷憲吾の次走は25日からの戸田G1戸田プリムローズ。太田和美、山崎智也、池田浩二、峰竜太、桐生順平らが参戦。仲谷颯仁の次走は26日からの若松一般戦。日高逸子、川崎智幸、岡崎恭裕らが出場。川上剛の次走は26日からの鳴門一般戦。森高一真、山田哲也、柳生泰二らとV争い。

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2017年1月23日のニュース