【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】7日京都10R 鞍上強化でアルタイルが能力全開

[ 2017年1月7日 08:00 ]

 午前中にグリーンチャンネルのパドック解説を担当した5日の中山競馬は、強風の影響もあったようで波乱の連続。東西金杯が共に◎→無印で外れたのは決して風のせいではないが、難解なレースが多かったのは間違いない。厳しい1年のスタートとなったものの、幸いにも中1日ですぐに競馬。悪い流れは、早いうちに断ち切っておきたい。

 本日の勝負どころは京都10R・羅生門S。狙いは関東から唯一遠征するアルタイルだ。3歳時にはG3のユニコーンS3着など、世代屈指の砂巧者と何度も接戦を演じた実力派。その後は気性の難しさが災いして伸び悩んでいる印象だが、格上挑戦した4走前のオープン特別・BSN賞で3着に食い込むなど、うまくかみ合った時にはハイレベルな走りを見せている。

 4着止まりだった前走・三河Sも、向正面で前が詰まってブレーキがかかり、後方から大外を回らされるというロスの大きな競馬で0秒3差4着。1400メートルの距離が久々だったことも考慮すれば、内容は悪くない。当欄で何度も紹介しているフランスの若き天才騎手・シュミノーを鞍上に迎えた今回、前走以上のパフォーマンスは確実。馬券的にも絶好の狙い目とみた。

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2017年1月7日のニュース