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【住之江GP】瓜生 悲願初制覇!“7度目の正直”で金メット

優勝を果たし坂上忍(左)と川崎宗則(右)から祝福される瓜生
Photo By スポニチ

 ついに悲願達成−。ボートレース住之江の「SG第31回グランプリ」優勝戦が25日、第12Rで行われ、瓜生正義(40=福岡)がインから押し切って、優勝賞金1億円を手にした。7回目のファイナル進出でグランプリ初制覇(SGは9回目)。念願の黄金のヘルメットを頭上に輝かせた。これで年間賞金ランクもトップに浮上し、年間獲得賞金も2億円を突破。地元の石野貴之は惜しくも2着に敗れた。また11Rのシリーズ優勝戦は今垣光太郎(47=福井)が10年からつチャレンジ以来6年ぶり9回目のSG制覇を成し遂げた。

 厳しかった。激しかった。だが、瓜生は何事もなかったかのようにインから逃げてみせた。「GP優勝戦の1号艇は初めてだったが少し緊張しただけ。思ったよりリラックスして行けた。そういう精神的なものは、たぶん年齢だろう」。40歳。気持ちをコントロールし切った先に1億円ゲットが待っていた。

 ボートレースのだいご味が凝縮したようなスタート前のバトルだった。2号艇の菊地がピット離れで遅れる。松井も両側に挟まれて苦しい態勢となり、そこから猛然と仕掛けた。瓜生は冷静を保ちながらインを死守。だが、起こしは90メートル付近と深くなった。そこからが圧巻だった。08のトップタイ・スタートをしっかりと決めた。後続はなすすべなし。完勝だった。

 「勝った実感はない。進入は想定外だった。ただ、結果は良かったからね。前節であの近辺(90メートル付近)から、やっている。菊地君だけ注意して、あとは普通に回れた」。ガチャガチャと他艇が動きながら、これだけ冷静でいられることが驚きだ。

 今節はツキにも恵まれた。「最初に乗った後にペラをチェックした時、これはいいエンジンだなと思った」と19号機について語った。枠番抽選で3、1枠も引けた。運があるから冷静なのか。冷静だから運を引き寄せられるのか。とにかく瓜生にはオーラがあった。今風の言葉で言えば、神っていた。

 12度目の出場、ファイナル進出は7度目。初出場から13年を要した。感慨も大きいと思われたが、ここでも冷静だった。「やっととか、そういうのはない。長かったということもない。黄金のヘルメットが思ったより重くて、そこにはタイトルの重みを感じたけど…」。最後は笑いを提供した。まさに千両役者だ。

 これでSG9度目のV。池田浩二、今垣光太郎と6位タイで並ぶ。来年の目標を聞かれ、こう答えた。「やることは変わらない。今年のようにリラックスして、作業もゆっくりすることを心掛けるだけ。年が明ければ、改めてグランプリに向けて…という気持ちになると思う」。メンタルを完成させた福岡の精密機械。瓜生時代はしばらく続くのかもしれない。

 ◆瓜生 正義(うりゅう・まさよし)1976年(昭51)3月5日生まれの40歳。魚谷智之、原田幸哉らとともに76期生で95年5月にデビュー(福岡支部)。98年7月にとこなめ周年でG1初Vを飾り、順調にステップアップ。07年5月のオールスター(住之江)でSG初優勝。通算50VのうちG1は16回、SGは今回のグランプリで10月のダービー(福岡)に続く9回目の優勝となった。

[ 2016年12月26日 05:30 ]

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