【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】25日中山11R 長休明けでもサフィロスの地力を信頼

[ 2016年12月25日 08:00 ]

 土曜は中山競馬場で昼休みに行われた有馬記念の予想イベントに出演。サトノダイヤモンド◎の理由を、じっくりと語らせていただいた。マルターズアポジーに騎乗する武士沢が今週何度も語った「競馬は何が起こるか分からない」のは確かだが、◎の自信度はかなり高い。今年を締めくくる大一番。それにふさわしい投資額で、ひりひりとした緊張感を楽しみたい。

 有馬記念後の中山11R(有馬は10Rなのでご注意)が当コラム今年最後の勝負どころ。故障から復帰するサフィロスに、地力の違いを見せつける完勝劇を期待だ。両膝の骨折で約11カ月の長期ブランク明け。常識的には割り引きが必要だろうが、昨年のアイビスサマーダッシュは9カ月ぶりの実戦で0秒6差の6着に善戦。スピード比べになる短距離戦の場合、いわゆる“レース勘”はあまり気にしなくていい。管理する手塚師は「大きな故障明けだから…」と「2階級の降級で1000万なら…」という相反するコメントを発していたが、表情は明るく、後者が本音のはず。乗り込み量は十分で最終追いの動きも圧巻。長休明けで微妙な人気になりそうな今回こそが馬券的には狙い目だ。

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