【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】２３日阪神１１Ｒ　乗り慣れた鞍上でスナッチマインドが巻き返す

　１６年の中央競馬ラストウイークは金〜日曜の変則３日間開催。通常は出馬投票が終わった木曜夜に美浦トレセンから帰宅するのが記者のパターンだが、今週は出馬投票が１日早まったたため、繰り上げて水曜に帰宅。長く競馬担当をしていているせいか、わずか１日でも大きな違和感がある。きょう２３日は、おそらく初めての「金曜日にグリーンチャンネル出演（午前中のパドック解説）」。うっかり、日にちを間違えないように要注意…もちろん、そんなことはありません。

　本日の勝負どころは阪神１１Ｒ。前走時も当欄で推奨した◎スナッチマインドでもう一度勝負だ。通算【４９１４】の戦績が示すように安定感抜群のタイプ。全１８戦中１７戦が１〜２番人気と“人気先行”は否めないが、休み明けの前走時は単勝オッズ４・０倍と「割れた中の１番人気」で妙味十分だった。ところが、結果は想定外の８着完敗。重馬場で４コーナー最後方の位置取りでは、末脚自慢のこの馬でも勝負圏に入るのは不可能。初コンビの池添が慎重に乗り過ぎたのは明らかだった。今回は過去９回乗って【３５１０】と複勝率１００％を誇る浜中とのコンビ復活。しかも、大敗後でさらなる人気落ちが濃厚。前走の負けをまとめて取り戻すチャンスとみた。