【梅ちゃん先生 特別編】23日中山6R ダノンキャップの鉄砲駆け

[ 2016年12月23日 08:00 ]

 できることなら、黙ってこっそり買いたい本日一番の勝負レース。9カ月の休み明けでも11月から追い切りを丹念に重ねて万全に仕上がっている。「おっ、いいねえ!」。ロサギガンティア(24日の阪神C)、ソルティコメント(25日の阪神ファイナルS)と併入した最終追い切りの直後には藤沢和師が満足そうな笑みを浮かべたほどだ。

 ダートは未経験だが、510キロを超える巨体から繰り出されるのは凄まじいパワー。「ダートコースでは時計こそ出していませんが、ハッキング(軽めのキャンター)でいい動きを見せていました」と大江原助手も言う。NHKマイルC優勝カレンブラックヒル、ユニコーンS勝ちのレッドアルヴィスの従兄弟にあたる血統。14年セレクトセールで7128万円(税込)の高値が付いた期待馬が砂で鉄砲駆けだ。

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2016年12月23日のニュース