【有馬記念】豪華メンバー「中山グランプリ」は手堅い決着

[ 2016年12月20日 05:30 ]

 【有馬大辞典(2)】第1回有馬記念は56年12月23日に「中山グランプリ」のレース名で行われた(翌57年に有馬記念に改称)。暮れの目玉レースにという創設の趣旨にふさわしく、出走12頭のうち7頭がクラシック、天皇賞勝ち馬という豪華メンバーがそろった。

 入場者数は当時としては出色の2万7801人。レースは菊花賞、天皇賞・春を勝っていたメイヂヒカリ(牡4)が1番人気に応えて3馬身半差の快勝を収め、同年菊花賞馬でファン投票1位(3番人気)のキタノオーが2着。配当は単勝130円、枠単390円という堅い決着だった。

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2016年12月20日のニュース