【阪神JF】ソウルスターリング 坂路で雄大なストライド「調整が楽」

[ 2016年12月7日 05:30 ]

 ソウルスターリングは7日の追い切りに備えて坂路でキャンター調整。黒漆の光沢を放ちながら雄大なストライドを伸ばした。「牧場(社台ファーム)も大変な馬を買ってきたからね。気合入れてやってます」と笑顔で切りだした藤沢和師。「健康で早くデビューできたし、牡馬相手にいい競馬をしている。短距離にも対応できるぐらいスピードがあるけど、2000メートルでも大丈夫」と語る。

 前走・アイビーS快勝後には逸材と見込んで春の牡馬クラシック(皐月賞、ダービー)にも登録した。「昨夏の入厩時からオッと思わせる馬だったからね。気がいいから放っておいても自分から走って体をつくっちゃう。シンコウラブリイ(93年マイルCS)みたいに調整が楽。持って生まれた才能なんだろうね」。厩舎に初タイトルをもたらしたG1ホースの名を挙げながらフランケル産駒の資質を絶賛していた。

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2016年12月7日のニュース