ジャパンC制覇から一夜 ブラック元気、馬房でゆっくり静養

[ 2016年11月29日 05:30 ]

ジャパンCを制したキタサンブラックは一夜明けた28日朝、馬房で静養した
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 ジャパンCを逃げ切ったキタサンブラック(牡4=清水久)は“まつり”から一夜明けた28日朝、栗東の馬房でゆっくり静養した。担当の辻田厩務員は「帰りの輸送もスムーズで、午前0時半ぐらいに帰ってきました。馬運車から降ろす時も元気でしたよ」と報告。これまでのG1タイトルは菊花賞が首差、天皇賞・春は鼻差と接戦をモノにしてきたが、今回は2馬身半差の快勝だった。「結構抜け出しててスゲェなと。思っているレベルより一つ上のレースをしてくれました」と強さに脱帽の様子。

 今後は予定通り、暮れの有馬記念(12月25日、中山)を目指す。「回復の早い馬だし、レース後の感じから同じレベルに持っていけると思う」と大一番を見据えた。今年3つのG1制覇なら年度代表馬は、ほぼ当確。師走の中山でも演歌の大御所・北島三郎オーナーの「まつり」が聴けそうだ。

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2016年11月29日のニュース