【梅ちゃん先生 特別編】27日京都11R カジキのおいしい釣果

[ 2016年11月27日 08:00 ]

 土曜競馬は惜敗の連続だった。当コーナーで推した東京11Rブレイブスマッシュ、京都12Rアヴニールマルシェはともに3着。特に8番人気ブレイブは2着馬にわずか頭差かわされ、胸ポケットの馬連馬券が泣いていた。

 巻き返しを期す本日の勝負馬はカジキ。「冬にカジキは釣れねえぜ。沖縄・与那国島の近海みてえな温暖な海で夏場に釣果が上がるのよ」。平井の酒場「ゆがふ」。常連の金城は競馬新聞を広げながら鼻で笑うが、馬のカジキは冬に強い。重賞初挑戦で2着に粘ったカペラSは昨年12月。今年も初雪の季節になって体調をぐんぐん上げてきた。今週の坂路追いでは重馬場で前回時(やや重)の時計を0秒4上回った。どちらも目いっぱいに追っただけにこの時計差はそのまま体調差と捉えていいだろう。しかも、今回のメンバーを見渡すと、徹底先行型はシゲルカガだけ。カジキは大外枠から理想の2番手を追走できる。6F戦にしては緩い流れをスイスイ泳ぐカジキ。ここで釣らずにどこで釣る!

 ≪東京10R レッドライジェルの季節≫冬空に輝く源氏星(ライジェル)のように毛ヅヤが光沢を放っている。今週の追い切りでは5馬身先行したアヴニールマルシェと楽々併入。「いいねえ!」と見守る藤沢和師の表情も輝いた。瞬発力で勝負するディープインパクト産駒。切れ味がそがれる道悪はマイナスだが、雨が降らなければ昇級戦でも即通用する。

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2016年11月27日のニュース