【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】26日東京2R クインズラミントンに初Vの好機到来

[ 2016年11月26日 08:00 ]

 土曜競馬の印を全て打ち終わった段階で、あることに気付いた。あらためて見直すと、東京の障害を除く11レース中、実に9レースの◎を戸崎(4レース)かムーア(5レース)に打っていた。もちろん「誰が乗るか」は大きなファクターだが、基本は馬の能力重視が記者の予想スタイル。この2人に、有力馬の騎乗が極端に集中しているのは間違いない。両者が乗ることで人気沸騰は確実…というわけで、妙味重視の当コラムは別の騎手に◎を打った東京2Rを取り上げたい。

 大野騎乗の◎クインズラミントンは、同コースの前走で7番人気の低評価を覆して2着。後方待機からメンバー中最速の上がり(3F34秒7)をマークしての首差で、走破タイム1分35秒2も未勝利戦としては優秀。決して展開がはまっただけではない。テンションが高めで集中力に欠けるタイプとあって、前走時にメンコの内側に初めて装着したチークピーシーズの効果が大きかった印象。使い続けると慣れて効果が薄くなる矯正馬具だが、2戦目なら大丈夫だろう。時計は平凡ながら、前走で上位争いを演じた馬が数頭いるメンバー構成。人気集中はないはずで、妙味ありとみた。

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2016年11月26日のニュース