【細原・騎手で獲る 特別編】26日京都11R 父が得意な京都でカデナが重賞初V決める

[ 2016年11月26日 08:00 ]

 秋のG1シリーズ真っ只中の東西トレセン。栗東ではジャパンCの追い切りと並行して、チャンピオンズCの1週前追いも行われている。その中で一段と輝きを放っていたのが、一昨年の覇者ホッコータルマエ。重馬場の坂路を4F52秒6と力強い脚取りで駆け上がった。西浦師は「ビシッと負荷を掛けていい動き。使って良くなるタイプだから」と手応えをにじませていた。すでに年内の引退が発表されていて、これがJRAでのラストラン。「(種牡馬入りする)将来のためにも、最後まで頑張ってほしいね」とトレーナーは力を込めていた。史上初の統一G1・10勝を挙げたレジェンド。その雄姿をしっかりと目に焼き付けたい。

 勝負レースは京都2歳S(11R)から。◎はカデナ。父ディープインパクト譲りの非凡な瞬発力。前走は直線で窮屈になりながらも、上がり3Fメンバー最速の末脚で2着。「追い出しを待たされたが、最後はいい脚だった。気がいいところがあるので、折り合いさえつけば」と福永。ここ人気の先行勢が揃い、重賞ペースならスムーズな競馬ができそう。産駒が得意とする京都で直線一気に突き抜ける。馬券は馬単・馬連。相手はヴァナヘイム、ワンダープチュック、ベストアプローチを厚めに。ダノンディスタンス、プラチナヴォイスを押さえる。

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2016年11月26日のニュース