【先週の新馬戦】スウィング逃げ切り3馬身半、東西で米国産馬が存在感

[ 2016年11月22日 05:30 ]

 先週の新馬戦は東西で米国産馬が存在感を示した。まずは土曜東京ダート1400メートルを逃げ切ったアスタースウィング。先頭をリズム良く進むと、全く隙を見せない3馬身半差の快勝。492キロの豊かな馬体でデビューしたが、中竹師は「まだ寂しく見えるところがあるし、将来的には500キロを超えるような馬になると思う」と伸びしろをアピールした。日曜京都芝1200メートルで仕上がりの早さを見せつけたサリネロも米国産馬。好位からメンバー最速の脚で抜け出し、テン良し、しまい良しの高い短距離適性を見せつけた。

 日曜東京芝1600メートルで名門・堀厩舎が送り出したハナレイムーンも要注目。2位に0秒5差もつけた上がり3F33秒7の末脚は強烈で非凡な才能が光った。子供っぽさが抜けて、道中の運び方さえ覚えれば上を狙える逸材だ。

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2016年11月22日のニュース