【ジャパンC】二ノ宮師&蛯名騎手に期待!3歳マジェスティがV候補

[ 2016年11月22日 05:30 ]

 今週は競馬の祭典ジャパンC。過去10年のデータを分析した結果、3歳馬のディーマジェスティがV候補に浮上した。

 (1)外国馬 今年は3頭出走だけど、イラプト、ナイトフラワーは昨年に続いての再来日。昨年はそれぞれ6、11着に敗れていて、この1年の戦績を見ても、急に強くなった印象もない。外国馬が2度目の来日でジャパンCを勝ったケースは、83年のスタネーラだけ。新顔のイキートスは9月にドイツG1バーデン大賞を勝っているが、2着はナイトフラワー。強い日本馬とアウェーで戦うには、少し実力不足。

 (2)前走 外国馬とはサヨナラして、日本馬の分析へ。前走がG1・6着以内、G2以下は1着のみという項目は、優勝馬10頭全てに該当する必須条件。ここで9頭が脱落。近年、結果を残している牝馬だがビッシュは秋華賞10着、ルージュバックは天皇賞・秋7着。巻き返しのハードルは相当高い。

 (3)近況 JCを勝つには安定感も重要なファクター。直近4走に大敗がある馬は、結果を残せておらず。芝G1なら6着、G2なら3着以内のキープが条件。人気必至のゴールドアクターは天皇賞・春12着、リアルスティールは安田記念11着と大敗歴があり、全幅の信頼を置きにくい。

 (4)東京実績 ここまでで2頭に絞れた。キタサンブラックとディーマジェスティ。両馬共に、今年G1勝ちがあり、5着以下なしと抜群の成績。ただ、過去の優勝馬10頭には東京でG1・4着以内か重賞Vという実績がある。キタサンブラックの東京2勝は新馬と500万。同じ舞台のダービーで14着大敗が、やはり気掛かり。

 結論 残ったのは3歳ディーマジェスティ。東京ではダービー3着、共同通信杯Vと実績面も楽々クリア。二ノ宮師&蛯名騎手と言えば、日本の3歳馬として初めてJCを勝ったエルコンドルパサー(98年)のコンビ。期待は大きい。

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2016年11月22日のニュース