【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】19日東京6R 好素材ハウメアの連勝を期待

[ 2016年11月19日 08:00 ]

 G1エリザベス女王杯が痛恨の◎→無印だったからではないが、先週の競馬で最も印象に残ったのは日曜京都5Rの新馬戦だった。人気を集めた4頭が、いずれも高レベルな走りで1~4着を独占。優勝したグローブシアターの母はシーザリオ(つまりエピファネイアの半弟)で、3着ステイオンザトップも12年阪神JFを制したローブティサージュの半弟。残る2、4着馬も良血のディープインパクト産駒とあって、後から振り返った時に“伝説の新馬戦”と呼ばれる可能性も十分にある。優勝馬だけでなく、敗れた2~4着馬の今後も要チェックだ。

 きょうの勝負どころは、東京芝1600メートルの新馬戦で1番人気を裏切った(7着)ものの、中山芝1600メートルの2戦目ですぐに勝ち上がった東京6R・2歳500万戦の◎ハウメアだ。その前走は発馬で後手に回る苦しい展開だったが、外からまくるように進出してねじ伏せる強い競馬。優勝タイム1分34秒7は、同日に同舞台で行われた2歳500万戦のアスター賞より0秒9も速い。ペースの違いを考慮しても、未勝利戦としては破格の内容と評価できる。ひと息入れ、確勝を期しての平場戦出走。広い東京なら、1Fの距離短縮は問題なく対応できる。3戦連続でコンビを組むリーディング戸崎が、きっちり2勝目に導くとみた。

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2016年11月19日のニュース