【ファンタジーS】城戸、重賞初Vへ意気十分 オニキスに好感触

[ 2016年11月3日 05:30 ]

栗東からブラックオニキスの追い切り騎乗に駆けつけた城戸

 【東西ドキュメント・美浦=2日】肌寒い朝一番のトレセンで岡本は見慣れない騎手の存在に気付いた。ゴーグルを外した顔を見て、ようやく納得。栗東から駆けつけた4年目の城戸だ。「美浦は競馬学校時代以来で乗るのは初めて。美浦は寒いですね」。足を運んだ理由はファンタジーSのブラックオニキス(加藤和)だ。

 夏の北海道で手綱を取り、クローバー賞V→札幌2歳S2着。ポリトラックで5F69秒7~1F12秒4の素軽い動きに「札幌2歳Sの時は使い込んでいて少しイレ込みがあったけど、リラックスして走れていたし体も良くなっている」と好感触をつかんだ。人馬共に重賞初Vを狙う一戦。「こうして乗せてもらえるのはありがたいし、だからこそ結果が欲しい」と意気込む。既にコンビ6戦。1戦1勝のミスエルテにひと泡吹かせるとしたら、こういうタイプかもしれないと岡本は感じた。

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