【梅ちゃん先生 特別編】29日東京11R トーホウアイレスの軸不動

[ 2016年10月29日 08:00 ]

 アルテミスSを通り越して来春の桜花賞まで追いかけたい1頭。前走・サフラン賞は4コーナーで進路を失いながら、外に持ち出した途端にはじけた。着差(鼻差)以上に強いレースぶり。「4コーナーでスムーズだったらもっと楽に勝っていたはず」と田中清師は言う。ハーツクライ産駒といえば晩成型が多い。2歳のうちはトモ(後肢)の緩さが目立つものだが、「この馬にはトモの緩さもないんだ。デビュー2戦して一段と力をつけている。気持ちが強いから道悪も心配してない」と柴田善は揺るぎない手応え。東京の長い直線で追い込んでくる。

 ≪新潟11R ロッカフラベイビーが変身≫昇級戦の前走は前半39秒3の超スローペースに折り合いを欠き、4コーナーで大外を回るコースロス。それでも5着を確保したのは力の証明だ。重量に敏感な牝馬だけに前走から3キロ減の53キロで出走できるのも大きなアドバンテージ。

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