【先週の新馬戦】センス光るベストアプローチ 父は英ダービー馬

[ 2016年10月25日 05:30 ]

 例年“伝説の新馬戦”と言われる京都芝2000メートルはベストアプローチがV。スムーズな折り合いで好位から流れに乗ると、直線半ばで楽々と抜け出すセンスの良さが光った。父は08年のエプソムダービーなど海外G1・5勝の実績。藤原英師は「2000メートル前後の距離になりそう」と素質を高く評価した。

 東京芝1600メートル(牝馬限定)のレッドルチアは410キロと小柄だが、全身を使った弾むようなストライド。上がり3Fはメンバー最速(33秒8)で、非凡な瞬発力の持ち主だ。馬体が充実してくれば、来年のクラシック舞台に名を連ねそうだ。

 ダート戦で目を引いたのは京都のメイショウテムズ。半兄は同厩舎に所属するワイドバッハと、メイショウイチオシで共に砂のオープンで活躍。弟も力感あるフットワークで初戦を快勝し適性の高さを示した。

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2016年10月25日のニュース