【びわこ大賞】湯川が10度目のG1制覇!GPへ「その気になってきた」

[ 2016年10月21日 05:30 ]

びわこ大賞を制した湯川
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 ボートレースびわこのG1「びわこ大賞」は20日、12Rで優勝戦が行われ、湯川浩司(37=大阪)が3コースから鋭いまくり差しで突き抜け、13年10月の住之江高松宮記念以来、10度目のG1優勝を飾った。2着に桐生、3着は森高。1番人気のイン吉川は01のフライング。売り上げ3億501万7400円の約85%となる2億6038万6500円が返還に。吉川はG1福岡チャンピオンC(12月1~6日)に出場後、30日のF休みとなる。

 F発生で大荒れの優勝戦。湯川は冷静だった。コンマ09の快ショット。あとは相棒37号機を信じた。1Mはズバッと切れ込み、BSでグイッと伸ばして後続艇を引き離した。「メッチャ出てたから自信があった。正直、この足なら1号艇より3号艇の方がチャンスがあると思っていた」

 前検から評判の足を維持しつつ、3日目のチルト調整で本格化。節イチのパワーに仕上げ、3連勝と勢いに乗って優勝戦に臨んだ。「1Mは狙い通り。会心のターン。うねりもあったし、自分に流れが向いていた」。G1は3年ぶり、優勝自体も15年10月の平和島以来。賞金は3857万円となってランキングは57位から30位へ。グランプリに向け、「急にその気になってきた」と笑った。

 ◆次走 優勝した湯川浩司、そして吉川元浩、桐生順平、西村拓也の次走は25日からの福岡SGボートレースダービー。松井繁、山崎智也、瓜生正義、池田浩二、菊地孝平、石野貴之、毒島誠、篠崎元志ら強豪と優勝を争う。森高一真は25日からの津一般戦。馬袋義則、須藤博倫、坂口周らが参戦。若林将は27日からの鳴門一般戦。高橋勲、山田哲也、海野ゆかりらとVを争う。

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2016年10月21日のニュース