【菊花賞】プリンス準備万端 ロングスパート「仕掛けられる状態」

[ 2016年10月20日 05:30 ]

CWを力強く駆け抜けるカフジプリンス
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 “西の長距離王子”カフジプリンスがCWコース併走で6F79秒8の好時計。序盤から快調にラップを刻むと、先行するグランプリアクセル(3歳500万)を4角で内から早々とかわす。ラスト1Fも勢いそのままに12秒1だから凄い。矢作師も「前走は北海道帰りで(輸送で)体重が減って、調整が難しかった。今回はバリバリとカイバを食べているし、しっかりやれる状況だからね。見た感じ、何の問題もありません」出来に太鼓判を押した。

 師は「2頭は強いし、何か考えないとね」と不敵な笑み。ここ2走が脚を余す不完全燃焼のレースぶりだけに「常にまどろっこしい馬だけど、ロングスパートが仕掛けられる状態にはありますよ」と作戦の一端を明かした。出来とスタミナには自信がある。仕掛けどころは淀名物の坂の上りか、それとも下りか。一発狙いのロングスパートでスタンドを大いに沸かせてみせる。

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2016年10月20日のニュース