【菊花賞】シュペルミエール90点 前肢余裕なしが唯一気になる

[ 2016年10月19日 05:30 ]

シュペルミエール
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 耳を絞って威嚇しています。食事中にちょっかいを出すと、カイバを奪われると思って耳を絞る馬がいますが、写真撮影中に絞る馬は見たことがありません。父ステイゴールドのように気性が凄く激しいのでしょう。顔をよく見ると、目の先の部分、鼻から口にかけての形状が父親にとても似ています。馬体には欠点がほとんどありません。唯一気になるのは前肢の余裕のないつくり。膝、球節に柔らかさがあれば申し分ありません。写真撮影中でも耳を絞る激しい気性はもろ刃の剣。騎手の向こうを張ってしまえば競馬になりませんが、父親のようにすさまじい闘争心を生み出すこともあります。毛色こそ異なりますが、良くも悪くもステイゴールド2世です。

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2016年10月19日のニュース