【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】15日東京7R 未知の3歳勢より4歳ウェルブレッドに妙味

[ 2016年10月15日 08:00 ]

 今週は急激な気温の低下で体調も下降気味だった。こんな時は少し静養して…ではなく、逆に体を動かして汗を流すとすっきりするケースが多い(あくまでも個人的な見解です)。競馬の予想でも、時に「逆転の発想」が功を奏することがあるので面白い。きょう土曜の当コラム推奨馬は、その発想で決めてみた。

 狙いは東京7Rのウェルブレッド。この時期の500万戦は、伸び盛りで未知の魅力にあふれる3歳勢が主力を形成するパターンがほとんど。そのため、古馬勢は実力の割に人気が低くなる傾向があり、そこに配当的な妙味が生まれる。

 4歳馬のウェルブレッドは2走前に東京芝1600メートルの500万戦を勝っている「降級馬」だが、連勝を狙った前走は今回と同じ東京芝2000メートルで5着止まり。その後に4カ月の休養を挟んでの復帰戦で、内枠有利とされる東京芝2000メートルの8枠14番。一見、マイナス要素が多数ある。

 だが、3走前には東京芝2400メートルの現級で最速上がりをマークして3着。2000メートルが長過ぎることはなく、前走はピークを過ぎていた可能性が高い。4カ月の休養はリフレッシュ効果が期待できるだけに、むしろプラス材料。不利な外枠も、鞍上に名手・ルメールを起用したことで相殺が可能と判断。この馬を連軸に、手広く流したい。

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2016年10月15日のニュース