【万哲の乱 特別編】15日東京12R 砂で勢いに乗ったヒプノティストが連勝

[ 2016年10月15日 08:00 ]

 「初ダートで結果を出した馬は続けて狙え」が僕の持論。砂替わりが功を奏した馬は、勢いに乗って白星を並べるケースが少なくない。要は昇級の壁をクリアできる底力があるかだ。

 東京12Rの(16)ヒプノティストは芝&ダート兼用のクロフネ産駒。以前から砂転向プランがあり、初ダートの前走(1着)は着差こそ首差だったが内容は完勝だった。何より、勝ち癖を付けたことが一番大きい。奥村武師は「前走(1800メートル)は微妙に距離が長く感じたので今回は距離短縮」と説明。2歳時の葉牡丹賞(2着)ではG3共同通信杯3着のメートルダールと鼻差。3月中山の500万下(3着)では秋華賞で1番人気?のビッシュと0秒1差。芝とはいえ、相当強い相手と今まで好勝負してきた。惜敗にピリオドを打った今なら、昇級の壁より勝った勢いの方が大きい。モマれにくい大外16番で自在戦。秋華賞資金をきっちり運んでくれるはずだ。

 ≪もうひと押し≫東京9Rは(6)マイネルレンカ。前走(1着)はエンジンが掛かってからの迫力が凄かった。慌てず運べる東京コースでより良さが出る。

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2016年10月15日のニュース