【毎日王冠】7歳ディサイファ坂路で12秒5!小島太師「若々しい」

[ 2016年10月7日 05:30 ]

<毎日王冠>坂路で追い切るディサイファ
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 【東西ドキュメント・美浦=6日】午前6時45分すぎ。小田がブレスジャーニー(サウジアラビアRC)のコース追いを待っていると、坂路テレビの方で気配。小田が慌てて移動すると「ディサイファ 4F53秒2~1F12秒5」の時計表示。無念にも鼻差!?で最終追いが終わっていた…。騎乗した小島良助手は「ムチは入れず、しまいはしっかり。(開場から50分近く経過した)ボコボコした馬場で1F13秒台を切れば上々。以前なら途中でくじけ、ラスト12秒台はなかなか出なかった」と好感触を伝えた。

 なるほど、休養前の安田記念(6着)は同じ坂路で1F13秒7。小島太師も「もう完成しているから、夏場は休ませて良かった。馬も若々しい」と円熟の7歳に目を細めた。毎日王冠は過去2年使って、4着→2着。同助手は「レース相性はいいし、元々休み明けは走る。(天皇賞の)前哨戦といっても納得できる状態」とキッパリ。追い切りの瞬間こそ見逃した小田だが、陣営の感触にV争いの予感がしていた。

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2016年10月7日のニュース